結婚式と披露宴の違いとは?
結婚への道。結婚式?披露宴?
学生の時は無縁だった結婚式ですが、社会人となって、3年めを迎える頃になると、結婚式への招待状が送られてくる機会が増えてきます。
しかも、新郎新婦が友人、同僚、先輩、上司と様々な間柄であったり、チャペル、神社、披露宴などなど、結婚式にも様々なパターンがあります。
それぞれにルールや作法があり、参加する方にもある程度知識がないと失礼になってしまう場合も。
招待状が届いてあわてるようなことがないように、知識を身に着けておきましょう。
結婚式と、披露宴って何が違うのでしょうか。この違いを正確に答えられない人は案外多いのではないかと思います。それぞれがどんなもので、何をするのかを知りましょう。
結婚式(挙式)とは?
結婚式(挙式)とは、儀式のことです。宗派によって儀式のスタイルは異なります。
日本で古くから伝統的な形式が「神前式」です。
「神前式」は、日本伝統的な形式ですからもっとも普及していますし、やっぱり、結婚式は「神前式」だよねと考える方は多いでしょう。
「神前式」の結婚式場所は、神社と考える方が多いようですが、神殿のあるホテルや専門の結婚式場を利用している方が50%近くを占めています。
「神前式」は、伝統的なスタイルであるため、親戚縁者の方々をお招きしやすく身内の人をお呼びするに、躊躇されない無難な形式です。市町村に古くからある神社などでは、結婚式を行っている場面を見かけることもよくあるでしょう。神様への信仰と結びつくのであれば、もっとも自然で、受け入れやすい場所でしょう。
また、都市近郊のホテルの場合は、遠方からお招きする場合にも、交通の便利さや宿泊を考えなくてはならない場合も含めて、利用率が高い理由になっています。いずれの場合も「厳かな雰囲気」の神前式。日本の伝統を肌で感じながらの儀式は、夫婦だけでなく、親族の契を強く結びつけたいと思う新郎新婦にはおすすめの形式です。
キリスト教式であれば神父様の前でお互いに誓いの言葉を述べ、誓いのキスや指輪交換を行うものが結婚式(挙式)にあたります。
仏前式は、仏教を信仰する人の結婚形式です。あまり馴染みがありませんが、仏前式の特長は「因縁」という仏教の教えに基づき「来世までの結びつき」を誓うものです。
人前式は、宗教ににとらわれず、親や友人に結婚を誓いをし、自由な演出や構成を考える事ができます。
いずれにしても、結婚式とは、カップル二人が、「結婚の誓い立てる」儀式のことをさします。
披露宴とは?
披露宴をわかりやすい言葉に置き換えるなら、お披露目パーティーがふさわしいかもしれません。
ケーキ入刀やスピーチ、友人たちによる余興など、お披露目のためのパーティーが披露宴です。宗派などの堅い縛りはなく、新郎新婦の意向が重視されるので、場所とシチュエーションをわきまえた振る舞いさえ心がけて入れば披露宴は自由にカスタマイズ可能ということになります。
会場の広さも数人から150名以上も収容できる会場も多数あります。時間も結婚式よりも長い場合が多く、ランチやディナー付きで2時間ほど行われるのが一般的です。
カップルの親戚だけでなく、会社の同僚や古くからの友人が招かれていますので、ここから親戚づきあいが深まる場所であり、若い男女であれば、ここで出会いに恵まれる場所と言えるのが、披露宴会場と言えます。
結婚式や披露宴が決まると、新郎新婦は招待するメンバーリストを作ります。親戚はもちろんのこと、会社の上司や同僚、友人など、参加してほしいと思う人たちをリストアップし、その人たちに招待状を送ります。
招待状には、日時や場所などの当日の連絡事項と、参加の有無を○をつけて返送するはがきがついているのが一般的です。返送されてきたはがきをもとに、当日の参加メンバーを把握し、それぞれの席の配置などを決めていきます。
招待状が届いたら、先方はあなたに参加してほしいんだという気持ちがあることを理解しましょう。
ただ、招待状が届いたからと言って必ず参加しなければいけないというわけではありません。何か予定が入っていたり、なんらかの都合などで行けないといった場合は、お断りしても構いません。その際は、不参加を知らせる返信用はがきを贈るのを忘れずに!
結婚式に参加できない場合は、祝電を送るのがオススメです!
参加はできないけれど、祝福できるツールなので、ぜひ活用してもらいたいサービスです。また、祝電は披露宴の中で司会の人からマイクによって読み上げられることが多いので、その場にいなくてもお祝いの気持ちがリアルタイムに伝えることができます。
今や様々な祝電のサービスがあり、お祝いの品と一緒にメッセージを送ることも可能です。
かわいらしいぬいぐるみや、バルーン、プリザーブドフラワーなど、その種類も多種多様です。結婚式場に飾られることも多いので、その場を華やかにするお手伝いもできるのも嬉しいところ。相手に合わせた心のこもった祝電を、送ってみてはいかがでしょうか。