結婚式の電報、どうやって送る?|送り方・タイミング・マナーをわかりやすく解説
結婚式の電報、どうやって送る?|送り方・タイミング・マナーをわかりやすく解説
「結婚式に出席できないから、電報を送りたい」──
でも、いざ送ろうとすると「いつ・どこに・どうやって」が分からず、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
電報は形式的なものと思われがちですが、送り方次第で新郎新婦にしっかりと想いが届く大切なツールです。
この章では、ネット電報の使い方を中心に、結婚式の祝電を送るための基本のマナーと失敗しないポイントをわかりやすくご紹介します。
今どきの電報はとてもカンタン。スマホやパソコンから3ステップで完了します。
- 1. メッセージと台紙(デザイン)を選ぶ
サイト上にある文例やテンプレートを活用すれば、すぐに内容が決まります。
- 2. お届け先(式場)と日時を指定
会場の正式名称・住所・新郎新婦の名前を入力。日時も指定できます。
- 3. 支払い手続き(クレジット・コンビニ払いなど)
あとは送信を待つだけ。通常、14時までの申し込みで当日配達が可能です。
とてもシンプルなので、はじめての方でも安心して使えるのがネット電報の魅力です。
いつ送るのがベスト?|タイミングとスケジュール管理
電報を贈る際のタイミングはとても重要です。
結婚式の前日〜当日午前中に届くように手配するのが理想です。
以下のスケジュールを目安にしておきましょう:
- 式が土曜日の場合 → 木曜〜金曜の14時までに申込み
- 式が日曜・祝日の場合 → 金曜午前中までに申込み
※地域やサービスによって配送リードタイムが異なる場合があるため、申込時の注意書きや配達可能エリアはしっかり確認しましょう。
電報の宛名や会場の表記は、正式に丁寧に記載するのがマナーです。
- 宛名:「新郎新婦 連名」で表記するのが一般的(例:「山田太郎様・花子様」)
- 式場名: 公式HPの表記通りに(例:「〇〇ウェディングホール〇〇店」)
- 住所: 会場の番地・ビル名まで正確に入力
万が一、宛名や住所が不明確な場合、配達できないリスクがあるため、招待状などを参考にしましょう。
文面にも気配りを|祝電で気をつけたい表現ルール
結婚式用の祝電では、NGワード(忌み言葉)に気をつけましょう。
- 別れる、終わる、切れる、去る、戻るなど“別れ”を連想させる言葉
- 「四」「九」などの不吉な数字
- 句読点(「、」「。」)は使わずに、スペースで区切る
さらに、敬語や丁寧語の使い方にも注意が必要です。
フォーマルな場面にふさわしい表現にすることで、より好印象な電報になります。
文例に自信がない場合は、ネット電報サービスで紹介されている「職場用」「友人用」などのテンプレートを活用するとスムーズです。
▶ 次章では、実際の文例と使い方のコツを紹介します。
「たかが電報」と思われがちですが、正しく送れば、心に残る贈り物になります。
送り方やマナーを少し意識するだけで、新郎新婦にとって忘れられない電報となるでしょう。